三宮に競馬場があった
神戸大好き、バカ息子です。
かつて、三宮に競馬場があったことをご存知ですか??
生田神社の東側、現在の東門街周辺は、かつて
神戸競馬場(三宮競馬場)だったのです。
信じられない…それもそのはず、明治時代の話です。
神戸には、旧居留地で知られる外国人居留地があったため、
日本競馬の発祥の地、横浜とならび競馬の歴史は古く、
三宮の外国人居留地内(現、神戸市役所の西側あたり)に
仮設コースを作り、1868年(明治元年)12月25日のクリスマスに
行われたのが、神戸で最初の競馬とされています。
翌年1869年(明治2年)に生田神社の東側(現、東門街のあたり)に
1周約1100m、瓢箪型の神戸競馬場(三宮競馬場)が作られました。
しかし、1874年(明治7年)秋の開催を最後に神戸競馬場は
廃止となりました。
東門街へ(飲みに?!)行かれたことのある方なら、イメージして
いただけるかと思いますが、東門街のメインストリートが
右へ左へとクネクネとした道になっているのは、瓢箪型だった
神戸競馬場のコースの名残だという話も。